前回の締めで「次はFAQです」と書きました。作り直してみて分かったのは、捨てるべきなのは問いではなく、答えの根拠のほうだということでした。問いは残す。答えは、事実の上に載せ替える。
前回の締めで「この事実の上に、①と②を書き直します」と書きました。書き直してみて分かったのは、直すのは文章ではなく、言い過ぎだということでした。売り文句を一文ずつ台帳と突き合わせる。それだけで、ページは別物になりました。
朝、台帳から生成したCSVで127本のフラグメントを公開しました。束を割り付け、表示を繋ぎ、入口を整えて、夕方には思っていた世界観が立っていた——その一日の記録です。今回、私はプログラムを書いていません。
フラグメント127本を、AIと作りました。最初に決めたのは、Excelの台帳を唯一の「正」とすること。チャットは使い捨てで、台帳だけが生き残る。台帳と赤入れは人間、執筆はAI——その工程の記録です。
機能ページの定番の型——①すごいでしょ、②こんな風にすごい、③こんな機能もあるよ——を、逆から積んでみることにしました。1機能を1ナレッジとして書き、関連付けで繋ぐ。コンテンツのフラグメント化を始めた話です。
断片づくりにたどり着く前に、AIはさんざんいじり倒しています。リライト、記事の量産、FAQの自動生成、チャットボット——4つの実験で何がうまくいき、何が〇敗だったかを、実数とともに書きます。
検索で上位を取るための記事づくりをやめました。代わりに、AIに引用されるための「断片」を作ることにした——その理由と顛末を、この連載で一つずつ書いていきます。